英語学習を継続できない5つの原因と対処法!気合でなくテクニックが大事

英会話をマスターしたいけど、なかなか長続きしないで途中でやめてしまう・・・
他の人はどうやっているのか知りたい!

この記事では、そんな英会話をマスターしたい人の悩みに答えます。

はじめまして、この記事を書いているKotaです!

英語の勉強を継続するのって難しいですよね。
そしてサボってしまう自分を責めてしまう負のスパイラル辛いですよね
ほとんどの方は同じ経験をしたことがあると思います。

「英語を継続できないのは意志が弱いからなんじゃないか」、「自分には無理なんじゃないか」と思ってしまう人もいると思いますが、英語の継続は気合ではなくてテクニックです

途中で勉強をやめてしまう人のほとんどはこの記事で紹介している心のマネジメントができていません。
意志の強さに自信がない人も、すでに挫折を経験している人も、この記事を読み、挫折の要因を潰すことで、目指している英語力を手に入れることが可能です。

なぜ英語学習には継続が必要?

英会話をマスターするのに毎日の勉強を継続することは必須と言われています。
そして知人・友人を含め私の知る限り、英語をマスターした人は1年以上の継続ができています。

挫折してしまう方の中には、土日でまとめて勉強しようとする人がいますが、そのスタイルで英会話をマスターするのは難しいです。
なぜなら

  • 日本人は英語に接している時間が圧倒的に足りないから
  • 一定の時間以上に英語に触れていないと英語脳の構築がリセットされるから

です。

まず中級者レベルの英会話をマスターするのに必要な学習時間は1000時間と言われています。
仮に1年で英会話をマスターしようとした場合には1日に約3時間の勉強が必要です。

しかしこれを土日だけでこなそうとすると1日15時間です。
これは非現実的です。

また、もし仮に土日で勉強時間をカバーできたとしても、英会話マスターは難しいです。
なぜなら、せっかく英語を話すための回路が頭に構築され始めても、一定期間英語に学習をしていないと長期記憶として頭に残る前にリセットされてしまうからです。

私の感覚ですが、2週間ほど継続して英語を勉強すると英語脳が徐々に構築され始めます。
しかしそれはまだ頭に定着していないため、英語を勉強していない時間は急激に消失していきます。
毎日英語を勉強することで、この英語脳を維持・発展させていくことができます。
そして頭の中に構築された英語脳は本当に少しずつ短期記憶から長期記憶に変わり、基礎レベルが上がっていきます。

長期記憶された英語脳は一定期間英語に触れていなくても失われず、仮に忘れてしまってもすぐに思い出すことが可能です。

ここまで読んでお分かりになる方もいると思いますが、1000時間というのはあくまで目安であり、毎日継続することができればそれよりも短くなり、たまにしか勉強しなければそれ以上に必要になるのです。

英語学習を継続できない5つの原因と対処法

ここからは継続ができていない人に共通する原因とその対処法を説明していきます。

1. 習慣化できていないから

まず英語学習で挫折してしまう人は、英語学習を習慣化ができていません。

人間は不思議なものでたまにしかやらないことをやるためには非常に労力を使うのですが、毎日やっていることは特に苦もなくできてしまいます。

英語をマスターできた人は英語学習を日常生活に組み込み、それを毎日の日課としているためやらないと逆に気持ちが悪いという状態になっているから継続することができます。

私を例にしますと、

私の日課(平日)
  • 朝の電車通勤(1時間):単語の勉強
  • 夜20時前後(1時間):オンライン英会話25分+復習+次の日の授業予約
    ※仕事が終わっているかに関わらずやる
  • 夜の電車帰宅(1時間):単語の勉強
  • 帰宅後時間があれば:その時に力を入れている勉強
  • 就寝前:ベッドの中で発音をYoutubeで勉強

という感じです。

まず英語学習の習慣をつけるには毎日1コマ授業を受けられるオンライン英会話が非常におすすめです。
そしてオンライン英会話を継続するためのポイントは、授業が終わったらすぐに翌日の授業を予約することです。

また電車通勤している人はこの時間を必ず活用するべきです。
通勤時間は社会人なら誰にでも存在し、他にできることもないので集中できます。
私はいつも電子辞書と単語帳を手に満員電車に揉まれていました。

2. 成果が出ないから

英語の学習習慣をつけられたにも関わらず、効果的な勉強ができていないために成果を実感できず、「このままやっていても無駄だ」と考えて学習をやめてしまう人もいます。
しかしせっかく英語の勉強習慣をつける非常にもったいないです。

半分以上の人は学習を継続できないため、学習を継続できている時点で上位半分にすでに入っているんです!
学習方法を見直すか、必要な練習を少し足すだけで、一気に実力が上がる可能性が高いです。

この原因に対する対処法は、正しい勉強法を行うことです。

オンライン英会話をやっている人であれば、授業後に復習を必ず行うことで圧倒的に成長スピードが変わります。
復習は、

  1. 知らなかった単語・表現を調べて覚える
  2. レッスン中に「言いたくても言えなかったこと」について完璧な文章を作り上げる
  3. 会話のその場面を「今まさに聞かれた」かのようにリアルに想像し、②で作った文章を自分の言葉のように言う練習を繰り返す

という手順で行うことをおすすめします。
③はリプロダクションという英語脳を構築するためのトレーニングです。

またもうひとつのおすすめは発音矯正に取り組むことです。
発音に対する理解はスピーキング 、リスニングに大きく影響する重要な要素にも関わらず多くの人が取り組んでいません。
逆に発音をマスターすることで他の日本人と明確な差ができるため上達を実感しやすいです。
また発音は日本人に基礎がない分、勉強すれば短期的に効果を出ます。

3. 疲れて机に向かう体力がないから

社会人ならば仕事が忙しくて、家に帰ってから英語を勉強するのがしんどいって時もありますよね。
私も仕事で疲れて帰ってきて、娯楽もなく英語の勉強してたときは、「何のための人生なんだろう」と思い挫折しそうになりました。

そういう時期はあまり無理をして勉強すると英語が嫌いになってしまいます。
ここで重要なのは、無理に勉強はしなくても勉強習慣は崩さないことです。

対処法は、「娯楽・休憩でも英語の勉強になることをする」ということです。

具体的に言うと、

  • 漫画を読む → 英語版のマンガを読む
  • 動画を見る → 海外の動画を見る
  • 映画を見る → 洋画を見る

というように娯楽を英語版に変えます。

英語版のマンガはAmazonなどで購入が可能です。

動画に関しては、Youtubeで探せばたくさん出てきますよね。
私も疲れた時はUS Open GolfやMLBなどのスポーツを英語で聞いていました。
ただ「海外の動画を見ても何を言っているかわからない」という人も多いと思います。
そんな時におすすめなのは、Youtubeのスロー再生と自動英語字幕機能です。
それにより聞き取れなかった部分は字幕を確認し、かつスローにしてもう一度聞くことで理解しながら進めることができます。

映画はDVDで見ることも可能ですし、Amazon PrimeやHuluなどの動画配信サービスで見ることも可能です。

4.目的を見失っているから

英語を勉強していると、「なんのために英語を勉強してるんだっけ?」「英語勉強すると何か良いことあるんだっけ?」と当初の目的を見失ってしまうケースがあります。
目的を見失うと、勉強に身が入らなくなり効率が落ちてしまいます。

対処法はあなたが英語を勉強しようと思った原点に立ち返ることです。
「あなたが英語を勉強しようと思ったきっかけはなんですか?」
「どんなときに英語を話せるようになりたいと思いましたか?」
という質問を自分に問いかけてください。

私の場合は、「海外旅行に行った時」、「海外の映画を見た時」、「海外出身の同僚と会話した時」に英語を話せるようになりたい!と思いました。
それに気づいてからは、ときどき原点に戻るようにしています。
例えば、海外旅行に行って英語を話せるようになりたい!という初心を取り戻す、ということをしていました。

5. 成果を発揮する場がないから

英語の勉強を継続しある程度英語を話せるようになってきた、という人にあるのがなかなか成果を発揮するチャンスがないために勉強をやめてしまうことです。

英語が話せるようになってきても周りに英語ができる人だと認知されるまでに時間がかかります。
そのためすぐにはグローバルな仕事を任せてもらえず、成果を発揮する場がなかなかありません。
しかし勉強を続け、英語が話せることをアピールし続けていれば、必ずチャンスはやってきます。
それまでモチベーションを下げず、勉強し続けることが大切です。

対処法としてひとつおすすめできるのは、英会話の集まりに参加することです。
私は、以下のような集まりに参加しています。

  • 東京英会話クラブ
  • バイタルジャパン

それ以外にも英会話のイベントは多く存在しているので、皆さんもある程度話せるようになったら、腕試しとして参加してみるのがおすすめです。

このような集まりに参加するメリットは

  • 自分の成果を実感することができる
  • 同じように英語を勉強している仲間を見つけることができる

です。

守れるルールを設定することが大切

ここまで継続をするための方法を紹介してきました。
最後にお伝えしたいのは、英語の勉強に関して自分のルールを設定しましょうと言うことです。

例えば、

  • オンライン英会話は毎日受ける
  • 終業後に1時間は必ず勉強する

などです。

ルール設定と実行に関するポイントは、

  • 現実的に守れるルールにすること
  • 決めたルールはなにがなんでも守ること

です。

一度何か言い訳をしてルールを破ってしまうと、次にサボるハードルが下がってしまいます。
そうならないように必ずこのポイントは守るようにしてください。

まとめ

この記事では英語学習の継続を妨げる5つの要因と対処法を説明してきました。
まとめると、以下の通りです。

  • 習慣化できていないから → 生活リズムに合わせ、英語学習を習慣にする
  • 成果がでないから → 学習方法を見直そう。特に英会話の復習と発音矯正はおすすめ
  • 疲れて机に向かう体力がないから → 娯楽・休憩を英語にする
  • 目的を見失っているから → 英語を勉強しようと思った原点に立ち返る
  • 成果を発揮する場がないから → 英会話の集まりに参加する

これらを踏まえた上で、ルールを設定し実行することで、誰でも英語学習を継続することは可能です。
これを読んだ方も、今日から実践してみてください。

では!

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