「帰国子女の同僚が英語を使ってバリバリ仕事しててカッコいいな。自分も話せるようになりたいけど、何から始めればいいんだろう・・・?」
「受験英語を卒業してネイティブのように英語を話したい、大変でもきちんと基礎から頑張って勉強したい!」
この記事は以下のような人に向けて書いています!
はじめまして、Kotaです!簡単な自己紹介です。
私は留学経験なし、知識は受験英語のみ、会話力ゼロというよくいる一般人でした。社会人になり、ペラペラの同僚が海外出張に行きまくっているのに憧れて独学で英語に取り組むも効果を実感できず挫折。
数年後ある出会いをきっかけにもう一度英語の勉強を開始。良き指導者のおかげで正しい勉強法を知ることができ、3ヶ月で「こんな喋れてる自分カッコいい!もっと英語が喋りたい!」と思えるまでに急成長できました。
自分でもここまでできるようになるとは思っていませんでしたが、今ではネイティブからも良く発音、表現力を褒められるまでになりました。
英語ができることで、仕事でも海外旅行でも本当に見える世界が変わりました。
私がこの経験から学んだのは、正しい方法で勉強すれば社会人からでも帰国子女レベルの英語を身につけられるということです。
ここで紹介している方法は楽ではありません。
それでも綺麗な英語を話すために頑張りたいという方にとっては、これが最短距離となりますのでぜひ今日と言わず今から始めてみてください!
英会話学習を始めるには英語力はどれくらい必要?
結論からいうと、これから紹介する勉強法で前提としているのは大学受験レベルの英語力です。
ここで言っている大学受験レベルとは、教科書に出てくる章(受動態とか関係代名詞など)について概要を理解していることです。
具体的に言えば、「関係代名詞ってwhichとかwhoとか使って、物や人を後ろから修飾するやつだよね」ってくらい理解していればいいです。
と言っても過去のことすぎて忘れてしまっていると方も多いと思うので、今すぐ思い出せるかは問題ではありません。
必要なのは高校時代に一度でもちゃんと理解したかどうかです。
一度理解したことは意外とやっているうちに思い出せますし、頭の片隅に残っているものなので。
具体的な指標とてTOEICの公式サイトにあるレベル別評価を見てみましょう。
説明を読む限り、大学受験レベルはReadingで225点以上くらいが目安になると思います。
Score Descriptor Table(レベル別評価の一覧表)
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Listeningについては知識ゼロを前提に説明していくので気にしなくて大丈夫です!
この基準は私の勉強法に限らず、自分でオンライン英会話とかはじめてみようと思っている人も同じです。
基礎知識があまりにもないと、あまりにも理解できないポイントが多すぎて英会話に取り組むのは非効率です。
そんな方はまず大学受験英語レベルの文法を勉強してみてください。
ただ日本人て完璧主義なところがあるので、あまり自分の英語力を卑下しないで前向きに考えてみてください!
アメリカ人に「あなた英語話せますか?」と聞くと、自信持って”Yes! Yes! Sushi! Tebasaki!”とか言ってくるやつとかいるんで、そのメンタリティを見習いましょう。笑
綺麗な英語を話すための3つの勉強法
私はこの勉強法を実践したことで、自分が思っていた以上に大きく成長できました。
この勉強法では発音、リスニング 、スピーキング を総合的に鍛えることができます。
ここで今日一番大事なことを言います!
「毎日継続してください!」
3ヶ月で綺麗な英語をスラスラ話せるようになるためには、大体1日2時間ほど勉強していく必要があります。
社会人の方から「1日2時間!?」っていう声が聞こえてきました。笑
でも考えてみてください。
発音学習として記事・動画を通勤中行き帰り見るので1時間、家に帰ってからオンライン英会話を予習・復習含め45分、シャドーイングを15分。
これで2時間ですよね!
私は通勤中の勉強と、終業後のオンライン英会話を毎日例外なく続けてきました。
友達と旅行行った時でさえオンライン英会話やってました。笑
「やらなきゃ」という気持ちよりも、毎日成長を実感できるから英語を話すのが本当に楽しくなって、やらずにいられなかったという方が近いですね。
まずは少しずつ試しながら、英語の学習習慣をつけていくのが良いと思います。
3ヶ月後に見違えるように英語を話してる自分を手に入れられるなら、これくらい安い物ですよ!
発音学習
英会話は音でやりとりをするわけですから、英語の音についての理解が全ての基礎になります。
それなのに私の知る限り日本人は発音の知識が足りていない人が多いです。
発音の勉強に割く時間も圧倒的に足りていません!
もったいない!
「発音について本やネットで調べたことくらいあるよ!」という方も、音の変化やリズム、イントネーションにまで意識したことがない人は多いのではないでしょうか?
これを機会に英語の音に向き合ってみてください。
(ちなみに私は米国式発音をベースにしてます。)
肝心の発音の勉強ですが、以下のように4ステップでの学習が必要です。
- 発音記号と発声方法を学ぶ
- リンキング(音の繋がり)を学ぶ
- 音の変化、欠落を学ぶ
- 英語のリズム、イントネーションを学ぶ
詳しい内容は上記のリンクから確認してみてください。
ひとつ理解していただきたいのは、知識を得ただけでは発音は上達しないということです。
野球でも正しいピッチングフォームを習っても、練習しないとその通り体は動かないですよね。
それと同じで口、舌を正しく動かすにはトレーニングが必要なんです!
では発音のトレーニングとは何か。
それは自分の口から英語を発する際、上記で習った発音を実践し続けることです。
発音を直そうとすると最初は支障をきたします。
今までスムーズに読むことができていた文章も上手く読めなくなります。
しかしそれでも続けていると、1週間〜2週間で口が自然に動くようになります。
そのまま続けていけば1ヶ月程度で見違えるほど発音は上達しますし、その後もやればやるほど発音が磨かれていくようになります。
自分の日本人なまりの発音を聞くとがっかりする人もいると思います。
でも逆に自分の発音がネイティブのようになったら、モチベーションてめちゃめちゃあがりますよね!
シャドーイング
こちらの言葉は聴き慣れない人もいると思います。
シャドーイングとは、英語の音声についていくように自分も全く同じ文章を声に出していくトレーニングです。
シャドーイングはリスニング 強化と発音・イントネーションの矯正に効果抜群なのです!
では早速やり方を説明していきましょう。
まずはリスニングの教材を用意しましょう。
「どんな教材を用意すればいいの?」と思われる方が多数だと思うので説明しますね。
初心者の方が英語を勉強するのであれば、多くの方が持っているTOEICの教材ではなく、TOEFLの教材をおすすめします。
ここで詳しくは説明しませんが、理由はざっくり以下の2点です。
- 発音が米国式で統一されていること(TOEICは世界各国の発音が混合)
- 使われている表現がリアルな生活で使われるものに近い
とりあえずでおすすめの教材をあげるとしたら、旺文社のTOEFL ITPテストリスニング問題攻略あたりですかね。
せっかく教材を用意したなら、普通にリスニング問題は解いて、答え合わせ、復習までやっておきましょう!
あ、TOEFLの教材はかなり難しいので、リスニングで全然できなかったからと言って落ち込む必要ないですよ!
では早速シャドーイングのやり方を4つのステップで解説していきます。
- 練習したい部分を選ぶ
- 1倍速でシャドーイング
- 速度を落としてシャドーイング
- 1倍速に戻しながらシャドーイング
まずはトレーニングで使いたい箇所を1つ選んでみてください。
目安としては1センテンス15語程度、4センテンスがちょうどいいです。
そしてその箇所の音声を流し、それと全く同時に同じスピードで英文を読み上げてください。
おそらく最初のうちは呂律が回らず全然できないでしょう。
そしたら次は0.75倍のスピードで、それでもできなければ0.5倍でスロー再生してもう一度トライしてみてください。
音声を完コピできるまで繰り返すことが重要です。
余談ですが歌がうまい人は英会話の成長スピードが速いと言います。
これは音程、イントネーションなど音に関して吸収する力が高いからですね!
それくらい音をコピーすることが大事なので、そのスピーカーになりきったつもりで声質やイントネーションまで全てを真似してみてください。
低速でできるようになったらスピードを徐々に元に戻していきます。
トレーニング方法は以上です。
どうでしたでしょうか?簡単にできましたか?
できた方はとてもセンスがありますね!できるようになったら他の部分でも同じように練習してみましょう!
できなかった方も心配いらないです。それが普通です。
少なくとも私は最初全くできなかったです。
ではネイティブの人は話せているのに、私たちが同じスピードで読むことができないのはなぜでしょうか?
それは日本人が認識している英語の発音・イントネーションが大きく誤っているからです。
このトレーニングを行うと、「ここは音がくっついて一つになってるんだ」とか「ほとんどこの単語発音してないな」とか色々な気づきがあるはずです。
それらの発音の違いがあなたとネイティブの差なんです!
違いを認識できたならそれを取り込んで、自分のものにしていきましょう!
このトレーニングを繰り返すことで、今まで聞きとれなかった英語の音声が聞こえるようになる、あなたの発音がネイティブのような響きになるという効果があります!
オンライン英会話の活用
結局のところ、人と英語で会話して、「聞き取れた!」「自分の言いたいことが伝わった!」という経験を積まないと実践で使える英語は身につきません。
その会話の練習を積むのはオンライン英会話1択です。
今は多くのオンライン英会話では月6000円〜1万円程度で毎日25分のレッスンを受けれます。
これはリアルの英会話教室と比べて圧倒的にコスパがいいです。
このブログで何度も言っていますが、英語学習は毎日やることが大切なんです!
そのため毎日受けれるオンライン英会話は勉強習慣をつけるためにもとても役に立つんです。
オンライン英会話を始めべき理由について理解いただけたでしょうか。
ではオンライン英会話はどうやって活用していけばいいのでしょうか。
毎日レッスンを受けていればいいか、というとそうではありません。
漫然と受けているだけでは、ぶっちゃけ時間と金の無駄です。
そうならないために必要なことは予習と復習です!
以下ではオンライン英会話の予習と復習の仕方について解説していきます。
予習
まず授業の最初にある挨拶、雑談について、今日はどんなことを話すか台本を作ってください。
台本と言っても、3フレーズくらいでOKです!
「どんな挨拶が自然なんだろう」、「これってどう言う表現を使えばいいんだろう」となったら、Googleで検索してみてください。
DMM英会話 英語でなんてuKnow? や HiNative などのサイトで自然な表現を紹介してくれています。
あとはシャドーイングで扱った表現を積極的に使ってみるのもいいですよ!
台本ができたら授業中に自然に言えるように練習してみましょう。
また授業で使うテキストも事前に理解した状態にしておきます。
事前に読み、わからない単語・文章は調べておきましょう。
時間があればテキストの最後にあるQuestionやDiscussionで「こんなこと話そうかな」という台本も作ってみてください。
上記2つを行うことで以下のようなメリットがあり、授業を楽しみつつ効果を最大化することができます。
- 授業中に自信を失うことを避けれる
- 「伝わった!」という体験により、使った表現が強く記憶に残る
- 黙り込まずたくさん話すことで、発音や表現についてフィードバックをもらえる
復習
復習で行うのはレッスンでの会話の振り返りです。
言いたいことがうまく言えなかったポイントを思い出し、どう言えば表現できるのかを調べてみましょう。
「授業中の会話なんて覚えてない!」と思うかもしれませんが、そのためにSkypeのチャットボックスを使います。
講師に以下のようにお願いすれば、大抵の講師はやりとりを記録してくれます。
“Could you write down our discussion? I would like to look over after this lesson.”
記録をみながらやりとりを思い出し、「ここは本当はこういうことが言いたかった」という箇所について自分なりに納得できる文章を作ってください。
これは予習で台本を作ったのと同じやり方でOKです。
それができたらあなたが作った台本の通り、脳内で講師との会話を何度もやり直してください。
台本はできるだけ見ず、忘れてしまった時だけ見るようにします。
その際、以下の点を意識してください。
- 授業中の情景、雰囲気、その時の感情などできるだけリアルにイメージする
- スクリプトを読むのではなく、それが自分の中から出てきた言葉のように話す
これは「リプロダクション」というトレーニングで、簡単に言うと英語脳を作るために必要なトレーニングです。
これにより聞いた英語を頭に記憶しておく力、瞬時に英文を組み立てる力が鍛えられます。
以上がオンライン英会話の予習と復習の方法でした。
オンライン英会話をやったことがないという人もいると思いますが、私はBizmatesをおすすめしています。
詳しくは別の記事でまとめていますのでそちらをご覧ください。
まとめ
今回の記事では受験英語から実践的な英語を身につけるための3つの勉強法についてお話ししました。
始めて聞いた勉強法の方もいるかもしれませんが、半分ほどはTOEFL学習では定番となっている勉強法です。
日本の学校ではほとんど教えてくれないですが、せっかくここで巡り合ったので是非一度試してみてください。
私は勉強を始めて1週間くらいから成長を実感し始め、英語を話すことが楽しくて堪らなくなりました。
そして3ヶ月後には自信を持って英語を話せる自分がいました。
私も特に留学経験とかない普通の社会人だったので、他の方でもできると思います!
口を酸っぱくして言っていますが、毎日継続が大事。
まずは少しずつ勉強習慣をつけることから始めてみてください!
最初に始めるなら発音学習がおすすめです。
では私の経験がみなさんのお役に立つことを祈っています!
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